全日本的なダート競走の体系整備により、昨年からJpnIに昇格しました。昨年はレモンポップ(JRA)が優勝。イグナイターの追撃を退け、圧倒的人気に応えました。レース名は埼玉県発祥の地である「さきたま」に由来したもので、現在の行田市にあたります。ここには、6世紀から8世紀にかけて築かれた「さきたま古墳群」と呼ばれる多数の古墳が保存され、市民が憩う公園として整備されています。園内の資料館には、1メートルもある馬の埴輪が展示されており、当時の豪族たちの生活が馬と密接に関わっていたことが分かります。さきたま杯には人間と馬との共存を願う側面もあります。

副称に川崎記念連覇・エンプレス杯連覇を含めダート重賞路線を席巻し「砂の女王」と呼ばれた名牝ホクトベガの名を冠している。2024年からGRANDAME－JAPAN古馬シーズンが春秋の2つに分けられ、秋シーズンの開幕戦に位置づけられた。1998年にダートグレード競走となってからJRA所属馬が23勝と圧倒しているが、地方所属馬が2・3着に割って入る事が多い。【1着となった地方所属馬にレディスプレリュードへの優先出走権を付与】

今回で第15回目を迎える距離1,000mの重賞「習志野きらっとスプリント」。優勝馬にはアフター5スター競走（SIII：大井競馬場）、東京盃（JpnII：大井競馬場）、テレ玉杯オーバルスプリント（JpnIII：浦和競馬場）への優先出走権が与えられる注目のこのレース。昨年は、吉原寛人騎手騎乗の1番人気エンテレケイアが優勝を果たしました。古豪が活躍するのか、スプリント界に新たなスターホース誕生となるか、注目の一戦です。